Shopify Flowの使い方を実例込みで解説
Shopifyにてアプリを導入する際、月額の費用がかかるのがネックになって躊躇してしまうパターン、よくあると思います。
費用がかからずに導入できるアプリとしてはShopifの公式からリリースされているものが主になるのですが、その中でも使いこなせると便利なShopify Flowをご紹介したいと思います。
Shopify Flowって何?
このアプリをどのような時に使うかですが、ユーザーがストア内で何か特定の行動をした場合に自動で何かアクションを起こすようなものです。
言葉だけだとあまり伝わらないかと思いますので、これまで私が実装したことのあるものを紹介しながら解説したいと思います。
まずはアプリのインストール
何はともあれ、編集画面に辿り着く必要があるのでそこまでの流れを解説します。
まずは、アプリのインストールについてです。
管理画面→設定→アプリと販売チャネル
へと進みます。
そうすると画面右上に「Shopify App Store」というボタンがあるのでそこをクリックします。
遷移先の画面上部にある検索窓から、Flowと検索してみましょう。
するとShopify Flowが見つかるのでそちらをクリックします。
次にインストールをクリックして
もう一度インストールをクリック
これで導入は完了です。
管理画面へのアクセス
アプリ→Flow
と順番にクリックします。
すると下記のような画面が表示されます。
テンプレートを閲覧するから選んでも良いのですが、全て英語のため翻訳が必要になります。
ワークフローを自作する
作成画面を表示する
先ほどの画面から、右上にある「ワークフローを作成」をクリックします。
その次に、トリガーを選択をクリックします。
トリガーとは??
トリガーというのは、ストア内でどのような行動が行われたかをShopify Flowに検知してもらうものになります。
トリガーにはかなりの数があるので紹介しきれないのですが、例えば
- ユーザーが商品を購入したとき
- 注文がキャンセルされたとき
- コレクションが作成されたとき
などがあります。
下記が公式のページになるので、どのようなものがあるのか確認しておくといざという時の選択肢に入ってくるかと思います。
その他にも、ストアに導入しているアプリのどう動作をトリガーにもできますが、アプリの開発元がどの程度連携しているかによりますのでここでは省略します。
実際にワークフローを作成してみる
どのようなものを作成する?
ここでは、ユーザーが購入されたとき、これまでのユーザーの購入金額が1万円以上なら、「たくさん買ったお客様」という顧客タグを付与します。
作成してみる
ワークフローの作成画面から、下記のようにShopifyを選択します。
ここでは「Order Created」というトリガーを選択しました。
これは、ユーザーがストアで購入したことを表すトリガーです。
次に、上記画像の右下に表示されているThenをクリックします。
英語なので分かりずらいのですが、
「注文が作成された」「とき」
までを現状設定したことになりますね。
Thenをクリックすると選択肢が出てくるのですが、
条件を追加したい場合は「条件」
条件を指定せず、何か行動を起こしたい場合は「アクション」
をクリックします。
ここでは「条件」をクリックします。
下記のような画面になるので、基準を追加するをクリックします。
Order → customer → amountSpent → amount
とクリックして基準を追加します。
Equal toと書かれている部分はどうだったらの部分です。
- 同じだったら
- 同じじゃなかったら
- 以下
- より小さい
- 以上
- より大きい
などなどの条件があります。
次にAmoutの部分に「1万円以上」となるように入力します。
上記のようになります。
それができたら、次は「アクション」を設定します。
Shopify→Add Customer tags
へと進み、下記のように設定します。
ここまでできたら、画面右上の「ワークフローをオン」をクリックします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は一例となりますが、さまざまなトリガーやアクションを組み合わせると柔軟にストアをカスタマイズできますので色々試してみてください。
英語しかなく、ブラウザの自動翻訳も使用できないのが難点ですが、慣れればさほど難しくはないと思います。
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